スキンケアで、一番やってはいけないこと・・・ それは、“こする”こと
アトピー=掻くと悪化 っていうイメージがあると思うのですが、皮膚はいじればいじってしまうほど、やはり、皮膚に傷がつき悪化してしまうのです。
だから、一生懸命、掻くのを我慢して、お薬が効くようにしっかり、塗りこむ・・・、刷り込む・・・
わけなんですが、薬剤師から見ると、この“塗りこむ”っていう塗り方が、皮膚に摩擦を起こしてしまい、良くないわけなんです・・・^^;
「皮膚は、こすらない」 コレ、絶対条件なんです。
病院のお薬も、皮膚にのせれば、勝手に浸透していきます。そういうものなんです。だから、塗りこむ、刷り込む必要ないんです。刷り込んだ方が、効きそうなイメージはありますがね。
スキンケアなども一緒。こすっては、肌を傷つけるだけです。「こすらない!」大事です。
お風呂に入って、垢すりでゴシゴシ・・・ こすっちゃダメ!
洗顔、ボディーソープでゴシゴシ・・・ こすっちゃダメ!
お風呂でて、タオルでゴシゴシ・・・ こすっちゃダメです(笑)
イメージ的には、体を洗うなら、泡で洗うこと。その優しさ、ひよこの頭をなでるぐらいの感覚です。
『お肌は生き物です。優しく、愛情をかけてあげてください。』
また、よく子供がアトピーのご両親に多いのですが・・・
朝起きて、血まみれや、ボロボロのお肌を見ながら、ため息をついて、「なんで、うちの子だけこんなお肌なんだろう・・・」と憎しみを込めて、お薬をお肌に刷り込む・・・
お気持ちはわかります。わかるんですが・・・ そう思いながら、スキンケアして、治るでしょうか?^^; お子供さんだって、好きでアトピーになったわけではないですもんね?
ウソでもいいから、「昨日より良いね?どんどん、治っていくね?」
非化学的なことですが、プラスの言葉を使いながら、お肌のケアをする方が、マイナスの言葉を使いながらするより、治りもやはり変わってきます。
実際は、毎日のゴールの見えないお肌の状態をみて、気持ちが負ける時の方が多いでしょう。でも、言葉だけでも意識するだけでも、全然違いますよ。
話はずれましたが、 お肌は、生き物です! そして、こすらない! とても大事です。意識してみてください!