今回は、“油”に関してです。
ご存じの方も多いと思いますが、大事なことなんで、ぜひぜひ意識して頂ければ幸いです。
『体に悪い油』というと、まず、“肉”“揚げ物” などをイメージしやすいですが、それ以上に気を付けて頂きたい油がとにかく今の時代、多いです。
その代表的な油が、“トランス型脂肪酸”と言われる油ですね。
もともと、油は、常温で液体です。しかし、それを化学的処理をし、半固形状の油にすることで、加工しやすく、保存もきき、便利な油にしやげることができます。
マーガリンがいい例ですが、植物性の油なのに、固形っていう自体、不自然なことなんですよね。
食品業界にとっては、便利なものなのですが・・・ もともと、化学的に処理した油・・・ 自然界には、存在しないんですよね。ですので、人間が食べれば、処理できず、どんどんアレルギーのもとになり、さまざまな病気の引き金となってしまいます。
代表的な体へ影響は、この4つ
・太りやすい、肥満の原因
・心筋梗塞や狭心症などの心臓の病気を引き起こしやすくする
・子宮内膜症や不妊の原因に
・アレルギーやアトピーの原因に。
もちろん、これ以外にも、ガンや認知症、自律神経への影響も報告されています。
特に、炎症が強いタイプのアトピーの方は、この油、要注意です。炎症がひどくなりやすくなります。
そして、この油が多く含まれている食べ物が…
パン、ケーキ、クッキー、スナック菓子、インスタント食品、カレーやシチューのルウ、ドレッシング、マヨネーズ、マーガリン、冷凍食品・・・
あげればきりがないですが、わかりやすくいうと、“買ってくる食べ物”ですね。
こういう食べ物には、とても多く入っています。ぜひぜひ、意識してみてください。
実際は、“トランス型脂肪酸”とは表示されていません。マーガリン、ショートニング、ファットスプレット、食用油脂、植物性油脂などに多く含まれます。
ですので、日常生活でまずできること!
① マーガリンより、バターを選びましょう!
②基本お食事は、カタカナ食より、ひらがな食を選びましょう!
(パンよりごはん!カレーより肉じゃが!パスタよりそば!ケーキより団子)
③買ってくる食べ物 より、自分で作る食べ物を食べる!
質の良い油を取りましょうね。