貨幣状湿疹

 

貨幣状湿疹(かへいじょうしっしん)ですね。

 

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貨幣状湿疹はわかりやすいのですが、貨幣・・・10円玉みたいな大きさの湿疹が現れ、かなり強いかゆみを伴います。ちょっと厄介な皮膚炎ですね。なにが厄介かっていうと、繰り返しやすいのが特徴です。治ったかな・・・と思っていると、出てきます。ストレス、細菌系、自家感作皮膚炎を引き起こすことも多いです。

 

病院の治療では、ステロイド、抗生物質の軟膏を塗り、ひたすら落ち着くのを待つ感じですね。うまくコントロールができるなら、それはそれでよいのですが、何かあるとすぐ悪化しやすいのも、一つの特徴です。

 

さて、この方は、ご年配の方です。70代の方。もうすでにこの状態が25年前から続いているそうです。病院のお薬も多く、年齢のこともあり、免疫力低下が、顕著でした。ですので、そこら辺を漢方薬でフォローしました。

 

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漢方薬を飲んでいただいてから、4ヶ月ぐらいですかね?キレイになりましたね。年齢のこともありましたから、時間かかるかな?って思ったのですが、ご本人の頑張りもあり、思った以上に早くキレイになりました。体調も良くなったみたいですね。

 

 

 

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冷えのサイン

 

冷えのサインって、わかりますか? 実は、手がわかりやすいのですが…

 

 

手 表

 

 

手 裏

 

 

わかるかな? 表より、甲の方がわかりやすいですよね?手先が赤いんです。こういう手の方、完全に、冷え性の方の手です、しかも結構重度の方です^^;

 

コレをさらに冷やし、血をドロドロにしたのが、シモヤケですよね。

 

なのですが… 実は、ご本人の感覚では、こういう手の方、冷えてなく、“温かく”感じている人が多いのです。

 

伝わっていませんよね?^^;

 

つまり… 冷えすぎて、手が火照っている状態が、写真のような感じです。だから、ご本人は、“自分が冷えている”ってことに気付いていないわけなんです

 

冬に、雪がふり、素手で雪だるまを作ったり、ずーっと雪合戦していたりすると、最初は手が冷たいけど、どんどん熱をもって、火照ったりする、わかりますでしょうか?それと同じ状態が、カラダにも起きているってことです。

 

 

コレ、ちょっと面白いというか、不思議がられるのですが、こういう方を漢方薬などで、温めると、「先生、寒くなってきました」というお声を結構聞くんです。

 

 

温めているのに、寒くなるって、不思議ですよね^^; ですが、実はコレ、今までは冷えすぎて熱をもっていたのが(冷えという自覚症状がなかった)、温めたことで、熱がとれ、冷えを感じれるようになるんです。つまり、正常になってこと。不思議ですよね。

 

アトピーの場合でも、お肌が赤く熱っぽいのに、実は、その原因が、“炎症”ではなく、“冷え”が原因だった! っていうの、結構あります。

 

特に、女性の冷え性タイプのアトピーの場合は、アトピーの熱・炎症 プラス 体質の冷え性・代謝悪いのが、重なっている方も多いです。

 

冷え=代謝を悪くします。代謝が悪いってことは、カラダに毒素がたまりやすいってことになります。体質を変えるって、根本から変えることです。食事、運動、睡眠、大事です。

 

 

 

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汗について。

 

多くのアトピーの方に共通する症状の一つにあるのが、“汗”ですね。“汗をあまりかかない”という点ですね。

 

これは、どうしてもステロイドのワセリンなどの油性基剤を塗っている影響もあるのですが、それ以前にアトピーの方に、汗をかく力が弱い方も多いのも事実です。言うまでもなく、“汗をかく”というは、カラダにたまった毒素を外の排出する一つのカラダの機能です。汗をかかなければ、アトピーも悪くなりがちです。ですので、汗のこと、少し知っておいてほしいです。

 

 

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まず、人間は、1日に約2.5Lほどの水分を排泄しています。これは、汗、尿中、便、細かいところを見ると、呼吸でも約400mlの水分が1日に排出されています。

 

 

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ということは、単純計算で考えて、2.5L分を補うぐらいの水分を、人間は体に入れないといけないってことです。でないと、どんどん、乾いてしまいます。

 

食事で、約600ml前後とすると、夏で1.5~2.0Lを目安に、冬なら1.0~2.0Lを前後に。日頃から、水分を摂取したいところです。特に、乾燥が強い方は、水分摂取を意識してもいいともいます。(逆にあまり水分を取りすぎないほうがいい人もいますので、これは人によります。特に症状が悪化しているときは)

 

 

で、ココで気を付けてほしいのが、コーヒー、お酒、普通の水道水、カフェイン含有飲料、栄養剤、ジュースなどの水分では意味がありません。

 

経口保水飲料、番茶・ほうじ茶、軟水に近い水がおススメです。

 

また、食べ物も一緒ですよね。お菓子、パン類、麺類、ジュース・・・ 生活環境も一緒、寝不足、暖房、クーラーの使いすぎ、病院のお薬の過剰摂取、サウナ、岩盤浴のやりすぎ・・・やればやるほど、カラダの水分は減少し、“乾き”ます。乾くってことは、酸化しやすくなるってことです。

 

 

カラダに良いお水を入れ、しっかり毒素を排出するよう、汗をかく・・・ 当たり前のことですが、大事ですね。

 

 

また、汗には、“見える汗”と、“見えない汗” があります。

 

これは、見える汗ですよね。っていうか、すごい汗ですね^^;

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見える汗は、基本、カラダの温度を冷やすためにかきます。だから、運動して汗をかく、熱くて汗をかく、サウナで汗をかく・・・ 熱を冷ますためにかくわけです。

 

大事なのは、もう一つの方、“見えない汗”。

 

目には、見えないけど、カラダからは、常に汗が出ています。この汗が大事。これがないと、毒素が出にくくなる、体臭がつよくなる、口臭もつよい、静電気をおこしやすい、風邪をひきやすくなる・・・ さまざまな症状を起こしやすくなります。

 

 

では、自分は、どのくらいこの“見せない汗”をかいているのか?

 

寝る前と起床時までの体重を測定するとわかりやすいです。トイレに行かないのを前提に、大体通常、400~600mlの体重が減ります。

 

これが、見えない汗としてぬけた水分の量ですよね。しっかり、見えない汗が出ている証拠でもあり、代謝が良い!という言葉にもつながります。

 

 

これなら、ご自宅でもできますから、一度チェックしてみるといいと思います。もし、体重の減りが少なければ、汗が少ない、代謝が悪い、解毒しにくい!ってことです。

 

汗をかける体に、体質に、自律神経をバランスを正常に!ってことが大切になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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痒疹 (ようしん)

 

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痒疹(ようしん)  ですね。30代の男性の方です。患部は、背中と腕、顔です。

 

 

痒疹は、かなり強いかゆみを伴う皮膚病です。

 

大豆くらいまでの大きさの塊が皮膚に多数でき、長い場合は数年にわたり続きます。1カ月以内に治るものを急性痒疹、数カ月以上にわたって続く場合を慢性痒疹と分類します。

 

初めは、虫刺されのような赤く少し盛り上がった発疹ができます。中心部に小さな水ぶくれができることも あります。かゆみのために引っかいていると傷になり、じゅくじゅくします。強いかゆみのため眠れなくなることもあります。繰り返し引っかいていると、だん だん盛り上がって硬くなります。

 

原因は明らかになっておらず、一種のアレルギー反応という展開ですが、当店で見る限り、ウイルスや細菌が関与していることが多い気がします。

 

ですので、一般的なステロイドなどの治療だけでは、現実的にちょっと難しいです。

 

 

イメージ的な話で申し訳ないのですが、皮膚の下に、隠れているウイルス・細菌が活発し、かゆみを起こすようなイメージです。

ですので、免疫が落ちると、出やすくなります。疲れ・ストレス・寝不足時・・・ ですかね。

 

今多いですね、この皮膚病は・・・ 現代社会の生活が乱れているんでしょうか。

 

この方の場合は、ストレスをとり、免疫をあげ、ウイルスを退治するような方向性で漢方薬を処方しました。

 

 

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痒疹の場合、少しずつ、一気に改善するというより、少しずつ、この塊が出てこなくなっていきます。

 

しかし、その方の、生活スタイル、疲れや寝不足、ストレスなでで、また出てきたりを繰り返します。“生活スタイルやストレスにものすごく影響されやすい!”っていうのが、一番厄介です。

 

しかし、それらも改善していけば、少しずつ、塊が出てこなくなります。

 

 

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完全に、キレイになりましたね。また、多少、生活が乱れも、出てこない状態になりました。治らない皮膚病ではないので、諦めず、そして、まずは生活スタイルを変えていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「顔に、8ヶ月前からステロイドを塗っているのですが・・・」

 

ちょっとご質問を受けたので、よかったらご参考にしていただければ幸いです。

 

「8ヶ月前から顔に湿疹ができ、ロコイドをぬっているのですが、大丈夫でしょうか?」

 

 

よくある話かもしれませんが、病院にいき、お薬をもらい、塗ると落ち着く・・・ そして、やめるとまた出てくるから、塗る・・・ その繰り返し・・・

 

気が付いたら、それを半年以上やっていて、そんなに塗っても大丈夫なのか、心配になられたそうです。

 

「大丈夫でしょうか?」と言われると、薬剤師の立場からすると、正直困ってしまうのですが・・・^^;

 

ここら辺は、実際にステロイドを作られているメーカーさんの意見をまず見ましょうか。

 

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一方、アトピー性皮膚炎に代表される慢性湿疹は、一時的に症状が良くなっても完治することはありません。そのため長期間、広範囲に薬物治療を続けることになります。ステロイド外用剤を何ヶ月も長期連用すると、副腎機能の低下により体内で作られる副腎皮質ホルモン(抗炎症作用を持つ、天然のステロイド成分)が減少してしまい、従来身体が備えていた抗炎症作用を発揮できない状態になっています。その状態でステロイド外用剤を止めると、炎症が増強されて症状が悪化します。皮膚科専門医は、そうならないように薬物治療を行います。例えば、ステロイド外用剤を1週間使って症状が良くなったら、1週間は保湿剤と抗ヒスタミン剤でコントロールする、あるいは、ステロイド外用剤の使用回数を徐々に減らしていくなど、副腎機能に影響がでないようなステロイド外用剤の使い方をします。

 

田辺製薬 薬局でよく聞く!ステロイド外用剤の誤解 から抜粋

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上手に使うのは大事ですが、結局は、あまり長期の使用はさけるように書いてあります。また、ステロイドの説明書・・・ 添付文書というのですが、そこには、「長期連用はしないこと」と書いてあります。この長期連用というのは、約2週間ぐらいと考えて頂いた方がいいです。

 

 

また、使うお薬の強さ、場所も、とても大事ですので、知っておいた方が良いと思います。

 

使っているステロイドのは、どのくらいの強さですか?

 

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使う場所によって、吸収率も変わります。

 

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つまり・・・ まずは、ステロイドを塗って、炎症が落ち着いたら、使うのをやめる。それを繰り返しても、治らないようなら、塗り薬や、抗アレルギー薬での治療だけではなく、違う原因を見つけたほうがいいです。2週間単位ぐらいで。

 

ストレスが原因なら、ストレスを。食事が原因なら、お食事を。

 

根本的な原因を改善しない限り、いくらステロイドを塗っても、イタチごっこになってしまいますからね。

 

皮膚は、皮膚表面だけのトラブルではなく、カラダの中から、心の状態からも影響するものです。総合的なケアが必要なときもあるんですよ。

 

 

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お正月明けで・・・

 

お正月明けると、とにかくアトピーが悪化する人が実に多いです。いくつか原因があるかと思うのですが、大きく分けて3つあります。

 

一番目は、“食事の乱れ”でしょう。

 

 

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食べますからね・・・^^; ですので、まずは、お食事を整えることです。

 

① 甘いものは、なるべく避ける

② 質の悪い油は避ける

③ 乳製品も避ける

 

詳しくは、こちらをご参考にしてください。 まずは意識してほしい食事のこと

断食とかが有効なのは、このタイプです。

 

 

2番目が、自律神経トラブルです。会社や学校が始まり、一気に悪化するパターンも多いです。

 

ここら辺は、慣れたら落ち着く方もいらっしゃえば、長引く方も多いです。あまりにも状態が変わらない方は、一度ご相談ください。

 

この場合、他のアトピーと違って、一気に悪化するパターンが多いです。昨日までは大丈夫だったのに、今朝になって、急に悪化した・・・ みたいな。

 

波が大きい!というのも、一つの特徴だと思ってください。自律神経・ストレス、不安感、焦りをとるのが一番の治療法です。

 

 

3番目は、“免疫トラブル”

お正月、風邪をひいたり、寝込んだりして、免疫がくるってしまった方です。どうしても風邪などのウイルスが体内に入ると、今まで落ち着いていた免疫が一気に乱れ、悪化します。

 

こちらも、風邪が治ると同時に、お肌も落ち着いてくる方もいらっしゃいますが、そのまま、悪化状態が続く方もいらっしゃいます。そういう時は、すぐにご相談ください。

 

とにかく、休み、風邪を治すことが大事なのですが、それでも治りきらない人も多いです。皮膚の方も絡みますので、しつこいです。また、風邪薬での抗生剤で悪化してしまう方もいらっしゃいますので、要注意です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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皮膚、常在菌のバランス

 

皮膚には、たくさんの種類の“菌”が、存在しています。“菌”っていうと、ちょっと怖いような、汚いようなイメージがありますが、この菌の存在があるために、皮膚がシットリしたり、かゆみ・炎症になったりします。

 

◆ 良い菌と、悪い菌

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皮膚の常在菌を2つに大きく分けるのは、ちょっと無理があるのですが、ここでは、説明しやすいように、あえて2つにわけます。

 

良い菌=表皮ブドウ球菌
悪い菌=黄色ブドウ球菌

 

簡単に言っちゃうと、良い菌(表皮ブドウ球菌)が多いお肌は、トラブルも少なく、良い状態!ってことですね。

 

これが、何かのトラブルで、皮膚に、悪い菌(黄色ブドウ球菌)が繁殖すると、かゆみ・炎症、膿になるわけです。

 

こんな感じですよね、まさに。
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◆ 良い菌をふやそう!
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悪い菌は、良い菌(表皮ブドウ球菌)が多い状態だと、繁殖しません。逆をいうと、良い菌が少ないから、どんどん、増えて行ってしますわけです。

 

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ですので、良い菌をどんどん増やすことが大事です。しかし、多くの方が、逆のスキンケアをやっていることが多いのです。

 

 

◆ 良い菌まで、洗ってしまっている・・・

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「皮膚が汚れているから、膿がでてる・・・ しっかり洗わなきゃ!」って思っていません?

 

確かに、しっかり洗うことで、悪い菌は、洗い落としているでしょう。しかし、実際は、特に、合成界面活性剤などの石けんやシャンプーで洗うことで、実に99%の良い菌(表皮ブドウ球菌)を洗い流してしまい、また、それだけではなく、その良い菌のエサになってくれる、皮膚のバリアである皮脂までも、洗い流してしまい、結局、悪い菌を繁殖しやすい環境を作ってしまっているのです。

 

実に、悪循環です・・・

 

「でも、先生、ウチは、低刺激の石けんやベビー石けんなどを使っています」とよく言われます。

 

これは、ついついツッコんでしまうのですが・・・ 『何が低刺激なんでしょうか?^^;』 どこの部分が低刺激なの?洗浄力?ニオイ?なにが?どのくらい低刺激なの?ついつい宣伝文句にのって低刺激ならお肌に良いかも・・・ と思ってしまいがちですが、

 

普通、低刺激や合成界面活性剤が少なければ、泡立ちも悪くなります。汚れも取れにくくなります。低刺激でも、ベビー石けんでも、何かを減らし、添加物を多く入れれば、あまり意味がありません。

 

 

◆ 基本、水洗いで十分
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皮膚の常在菌のバランスを整えるには、基本、洗いすぎないことがとても大事です。極論、シャンプーやリンス、ボディーソープなどは、基本使わず、水洗いのみ ぐらいでも良いぐらいです。

 

当店では、“あらいはま入浴法”をおススメしています。酸化した皮膚・老廃物のみ取り、良い菌に必要な皮脂はそのまま残す。そして、悪い菌を殺菌し、常在菌バランスを整えてくれます。

 

洗いすぎない、塗りすぎない、こすらない この3つは、皮膚トラブル改善への必須う条件です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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自己紹介

 

はじめまして、埼玉県行田市にある漢方相談専門店フジイ薬局門井店の店主、平岡進吾と申します。当サイトをご覧いただき、ありがとうございます。

 

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このページは、アトピーに関する情報、体験談、疑問点など、少しずつアップしていこうと思っています。アトピーでお悩みの方に、少しでもご参考になれば幸いです。

 

アップするまでは、今まではアメブロのブログの方に、情報等書いてありましたので、そちらの方をご参考頂けば幸いです。

 

 

 

埼玉県のアトピー相談 フジイ薬局

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