貨幣状湿疹

 

ちょっとここ最近、ご相談が多いです。“貨幣状湿疹(かへいじょうしっしん)”ですね。

 

 

 

 

貨幣状湿疹の特徴はわかりやすいのですが、写真のように、患部が貨幣・・・10円玉みたいな大きさの湿疹が現れます。

 

 

肌が赤みを帯びる紅斑、ブツブツとした湿疹が出る、また小さな水ぶくれが出る場合もあり、その後、患部の皮膚組織が剥がれ、体液(リンパ液)が出てジュクジュクとして湿潤状態になり、患部がカサブタで覆われ、そのまま炎症の症状が治まれば、コイン状に丸く紅斑を帯びた患部が乾燥した状態になります。

 

 

ちょっと厄介な皮膚炎ですね。なにが厄介かっていうと、繰り返しやすいのが特徴です。治ったかな・・・と思っていると、出てきます。ストレス、細菌系、自家感作皮膚炎を引き起こすことも多いです。

 

病院の治療では、ステロイド、抗生物質の軟膏を塗り、ひたすら落ち着くのを待つ感じですね。うまくコントロールができるなら、それはそれでよいのですが、何かあるとすぐ悪化しやすいのも、一つの特徴です。

 

 

漢方薬だと、免疫異常と考え、腸内環境の改善を第一に考えていきます。

 

以前ご相談を受けた70代の方。もうすでにこの状態が25年前から続いているそうです。病院のお薬も多く、年齢のこともあり、免疫力低下が、顕著でした。ですので、そこら辺を漢方薬でフォローしました。

 

 

 

 

 

漢方薬を飲んでいただいてから、4ヶ月ぐらいですかね?キレイになりましたね。年齢のこともありましたから、時間かかるかな?って思ったのですが、ご本人の頑張りもあり、思った以上に早くキレイになりました。体調も良くなったみたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

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