手湿疹、それって単なる手荒れ?

当店でもご相談が多いですが、なかなか治らない「手荒れ」

 

 

 

 

アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎、主婦湿疹、汗疱、手荒れ・・・いろいろな病名や原因が考えられます。

 

 

手が荒れたときにまず考えられることは、接触性皮膚炎ですよね。

 

洗剤、石鹸、アルコール、金属、ゴム、ゴム手袋、ハンドクリームなどなど、何かしらに接触して反応している場合は、まずはその反応しているものを特定し、排除することが先決です

 

何かに反応しているのが明らかな場合は、それをやめて、ステロイド等の軟膏を塗れば、基本治ります。

 

 

しかし、それでも治らない場合は、その手湿疹が起きた背景を考えなければなりません。

 

 

漢方的に考えると、大きくわけて4つあります

 

① 湿熱のパターン

 

ジュクジュクしている人ですね。これは、何かしら細菌やウイルスが感染しているので、まずは菌を退治しなくてはいけません。

 

このタイプにステロイドばかり使うと、ステロイドは菌を繁殖させるので、逆効果です。

 

テラコートリルみたいに、ステロイド+抗生剤が入ったのを使う良いですよ

 

 

② 血虚のパターン

 

これ、冷え性で細めの女性に多いです。

 

手先にしっかり血流が流れていないと、乾燥、ひび割れが起き、皮膚も治りがとても遅いので、年中手が荒れます

 

漢方だと当帰飲子等を使うイメージですが、それだけではなく、血虚になった原因を見つけて、体質改善をすることが大切ですね。

 

 

③ 血毒のパターン

 

血がドロドロのタイプです。

 

食べものや生活スタイルが悪いため、血が汚れ、手に出ているタイプです。

 

尋常性乾癬や掌蹠膿疱症もここに入っても良いかと思います。

 

食事を直し、漢方だと、清熱するのを使うでしょうね。

 

 

④ 肝鬱気滞のパターン

 

ストレスが強い方ですね

 

ストレスがかかると、手先などの血流が一気に悪くなります。

 

そのため、手先に老廃物がたまり湿疹を起こすわけです

 

イライラするとかゆみがます、仕事中はかゆくないけど、家に帰った途端かゆくなる、耐え難いかゆみが発作的におきる・・・

 

そんなタイプです

 

 

手湿疹は、「皮膚の病」だけではなく、「身体・心全体のバランスの乱れ」の表れです。

 

慢性的で、ずーっと治らないってことは、治らないようなことをしている原因が必ずあります。

 

お悩みの方は、一度ご相談ください。

 

 

 

漢方相談、ご希望の方はこちらへ

↓↓↓

ご予約はこちらから

 

LINEからご連絡頂きても大丈夫です

↓↓↓

友だち追加

 

カテゴリー: 未分類 パーマリンク