「リーキーガット症候群」
アトピーの方にとても多いです。
リーキーガット症候群は、腸の粘膜が傷ついて、本来排除されるはずの有害物質(毒素)が体内に取り込まれてしまう状態のこと。
なので、「腸漏れ症候群」とも言われています。
腸の粘膜がしっかり働いていれば、本来入ってこない、未消化のたんぱくなどのアレルゲンやウイルスの侵入を防ぐのですが、リーキーガット症候群の場合、腸に傷がついているので、どんどん体内に侵入してしまうんですよね(+_+)
コレが、アトピーの一番の原因ですよね。
これを治さない限り、ステロイドを塗っても治りきりません。また、アトピーだけではありません。自己免疫疾患や化学物質過敏症、糖尿病や低血糖もこのリーキーガット症候群が大きく関係します。
『では、なぜ腸が傷ついて穴が開いてしまうのか?』
大きな原因として、1つは、「未消化のタンパク質の取りすぎ」
代表的なのが、小麦に含まれる「グルテン」と乳製品に含まれる「カゼイン」、そして大豆製品に含まれる「サポニン」「レクチン」です。わかりやすくいうと、パン、ヨーグルト、牛乳などの乳製品などですね。
2つ目は、“薬”。
抗生剤やピルなどのホルモン剤の過剰摂取や加工食品に含まれている防腐剤により、腸の免疫が落ちて、カンジダ菌などの悪い菌が繁殖することによって、腸に炎症を起こしてしまうのです。
3つ目は、“乳化剤”
こちらも加工食品ですね。乳化剤は腸の粘膜を壊します。穴、あけまくりです・・・
乳化剤って、要は、洗剤みたいなものです。油と水を混ぜるために使います。いっぱい使われていますよ。パンやクッキー、ケーキ、インスタント食品、冷凍食品、お弁当、揚げ物・・・・ ざっくり言うと、加工食品にはほぼ使われています(^-^;
漢方だと、腸の状態を唇で見ます。
唇が、全体的に色が薄く、乾燥しがちで、黒い斑点のようなものが見える方は、腸の状態がとても悪い方に見られる特徴です。
この状態だと、どんどん異物が通ってしまい、アレルギーが悪化しやすいですね。。。
食事を意識的に改善すること、とても大事です。