こちらも、相談される方が多いですね。“マラセチア毛包炎” 若い子に多いです。
マラセチア毛包炎は、見た目ニキビに似ているのが特徴ですが、原因は、アクネ菌ではなく、マラセチア菌というカビが原因です。
アクネ菌 → 細菌
マラセチア菌 → 真菌
ですので、まず病院に行くと、抗真菌薬で治療されるのが一般的でしょう。これで素直に落ち着いてくれればいいのですが、残念ながら治りきらない方も実際にいらっしゃいます。
当店にいらっしゃる方は、ニキビの治療、ステロイド治療、マラセチアの治療、中には、ずーっと抗生剤を飲まれていて治らない・・・ というような方が多いので、初期のマラセチアより、すでに慢性化したマラセチアの方が多いので、治療が複雑ですが、
まず、大事なのが、まぜ、“マラセチア=カビが繁殖したか?” を考えることが大事です。
カビが繁殖するってことは、皮膚環境が悪いってことです。ですので、皮膚環境を良くするだけで、かなり改善します。では、なぜ皮膚環境が悪くなったか?
これは、今までのお薬の使いすぎ、石鹸などの使いすぎ、生活スタイル、食べ物、ストレス、ご自身の生活スタイルが影響している場合がとても多いです。
マラセチア毛包炎は、治る皮膚病です。ですが、慢性化すると、塗り薬だけでは限界がくるときもあります。その時は早めにご相談ください。