日大病院小児科の元教授で、小児成人病学の大家、大国真彦先生のお話です。
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『今の子供たちは、すでに老化している!?』
最近、子どもたちの異常な体質・・・
「骨折しやすい、アレルギーの多発、生活習慣病の増加」については感心を持って接していましたが、診察でおかしな現象に気づきました。
子どもたちのほぼ100%の角膜に「老人輪」が存在するのです。
年齢とともに、とくに高齢になると角膜の周辺部に輪状の白色部分が表れます。
これを「老人輪(arcus senilis)」といい、いわゆる老化現象のサインとして、診断学で古くから言われているものです。
この老人輪は、血管の動脈硬化の状態と並行して厚くなるので、動脈硬化の状態がわかります。
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つまり・・・
最近の子供たちは、すでに、“動脈硬化”を起こしているっていること!
この原因として、一番に挙げられるのが、やはり“食事”です。
ハム、ソーセージ、卵、マヨネーズ、マーガリン、パン、お菓子、牛乳、チーズ・・・とくに、加工食品や乳製品を含む“質の悪いな脂肪”が良くないですね。
子供の場合は、カラダの大きさが違うので、約3倍で大人換算して考えてくださいね。つまり、子供が、アイスクリーム1個食べたら、大人が、アイスクリーム3個食べているの同じことです。体が小さい分、負担も大きいです。
アトピーの方も、白内障になりやすい!など目に影響がでやすいです。ステロイドの副作用で・・ という情報もありますが、それだけではないですよね。食事だってストレスだって影響します。
まずは、食事から見直すこと、大切です。