「IgE値が高いのですが、何かいい方法ってあるでしょうか?」たまに聞かれます。
IgE値は、そもそも、人の血液中に存在して主に免疫を担っているものです。これが過剰に増えすぎるとアレルギー反応を起こしているということ。簡単に言っちゃうと、その方のアレルギーの状態の強さみたいなものになります。
病院で測定すると、こんな感じでもらいますよね。
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さて、ここで、本題ですが、どうしたら、この数値を下げることができるか?その方法は?ですが・・・ 理論的には、反応値の高い食べ物や、ダニ、植物などを避け、アレルギー値を下げるようにする・・・という感じになるんですが・・・無理ですよね^^;
たとえば、スギにアレルギー値が高い・・・ でも避けれないです^^;よっぽと密室状態の部屋に引き込まらない限りは。引き込んだら引き込んだらで、今度はダニが心配ですね^^;
ここで知っておいてほしいことが、この数値はあくまでも目安ということ。実際に、アトピーでIGE抗体の数値が健常者に比べて高い人は8割、正常値が2割といわれていわれています。つまり・・・アレルギーが強くても、IgEが正常の方もいらっしゃるし、逆のパターンで、IgEが高くても、症状がない方もいらっしゃいますので、一概に、『この数値を下げないとアトピーは治らない!』と思わないほうがいいです。
逆に、アトピーが治ると、自然とIgE値が下がってくる方もいらっしゃいます。
ですので、IgEをいかに下げるか?ではなくて、“アトピーをいかに治すか?”その考えが、最終的にはIgE値を下げることにつながってきます。
食事も大切ですし、ストレス・自律神経も大切、もちろん、反応が高い食べ物やアレルギー源を避けることも必要です。数字に振り回されず、本質を見ることが大事です。