尋常性毛瘡(じんじょうせいもうそう)

 

先日、尋常性毛瘡(じんじょうせいもうそう)の方がいらっしゃいました。とはいっても、ご本人様は、お医者さんに“アトピー性皮膚炎”と言われ、ステロイドを塗られていましたが・・・^^;今の時代、皮膚にトラブルがあれば、何でも、アトピーになっちゃいますね。。。

 

尋常性毛瘡、こんな感じですね

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実際は、もうちょいひどく、見た感じがニキビっぽく赤く丘疹が多くありましたが。なんか、久しぶりでした、尋常性毛瘡は。

 

尋常性毛瘡は、あごや鼻の下のような硬いひげの生える部分にできやすい、細菌による毛包炎(もうほうえん)および毛包周囲炎です。

 

青壮年男性の口ひげ、あごひげ、頬ひげなど、硬いひげの毛包に一致して赤い丘疹(きゅうしん)や膿疱(のうほう)が多発して、痂皮(かひ)(かさぶた)がつきやすくなり、触れると軽い痛みがあります。これらが次々に生じて一進一退を繰り返します。

 

まっ、簡単に言っちゃうと、俗にいう“カミソリ負け”です。傷がつき、そこにばい菌が入って化膿した・・・という感じですね。ですので、ココに、基本ステロイドは使いません。抗生剤や、塗っても、ステロイド+抗生剤の組みあわせの軟膏を使うでしょう。

 

 

ですので、普通だったら、カミソリを控えてもらい、抗生剤ぬってしばらくすれば落ち着くはずなのですが、ご相談いただいた方は、それが3年も続かれている方でした。原因は・・・“ストレス”ですね。

 

ストレスがかかると、カラダの免疫・抵抗力が落ち、菌が繁殖しやすい環境になってしまっています。だからこそ、なかなか治らなかったわけです。こういう方は、塗り薬などの外用では、なかなか難しいですね。

 

 

今の時代、カミソリも、電動カミソリも、かなり進化し、カミソリ負けってそんなにないんですよね。だからこそ、ご相談が減ったのですが、今は、そこにストレスが絡んで、治らない、普通では起きにくい病気が発症しやすくなった・・・

 

これも、現代病の1つですかね。 とりあえず、いい機会ですので、改めて、生活スタイルも含め、見直して頂き、難しいかもしれませんが、少し肩の荷を下ろして、あまり考えすぎない毎日で行きたいですね。

 

 

 

 

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